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"MILES LEGEND"
which is spelled by testimony
証言で綴る"マイルス伝説"

『ギル・エヴァンス』
本立てを想像すればいい。
ルイ・アームストロングとマイルスが、その本立ての左右だ。
そして、すべてのジャズ・トランペッターが何冊もの本っていうわけだ。
違いは、スタイルによってルイ寄りかマイルス寄りかってことだけだ。
ただしマイルス寄りだからといって、すべてのトランペッターが
マイルスのような勇気をもっていたわけではない。
マイルスは決して恐れず、思うがままに突き進んだ。
他のミュージシャンは他の誰かの演奏に注意を払い、流行を気にしていた。
マイルスだけだよ、自分で道を切り開き、自分の足で歩いていったのは。


『ハービー・ハンコック』
マイルスは、音楽的なことはほとんど何も言わなかった。
いつも自由に演奏させてくれた。でも、無言のうちに
グループのバランスを考えていたんだろう。
自分がどう演奏するかじゃなくて、バンドがどういうサウンドを出すかに
大きな感心があったようだ。
個々のソロはどうでもいい。ミスをしても、
そのままOKになってしまう場合が多かったね。
その代わり、いくら自分がいいソロをとっても、
バンドのサウンドが悪ければ不機嫌になってしまう。
逆もあったしね。マイルスが調子悪くても、バンドがご機嫌なら
彼はニコニコしていたよ。


『ウエイン・ショーター』
不思議なのは、譜面通りに演奏しているんだけれど、
出てくるサウンドはマイルスそのもの、あるいは
マイルス・クインテット独自のものになっていた点だ。


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